皆さんこんにちは。Smart Innovation株式会社です。
12/19にCCNP CAMP第3回目が無事終了しましたので、その様子をお伝えします!
▼CCNP CAMPの詳細はコチラからどうぞ!
第3回目のCCNP ENARSI取得講座の内容は?
第3回目の講座内容は以下のとおりです。
■Part4.BGP
・Chapter 11 BGP
・Chapter 12 Advanced BGP
・Chapter 13 BGP Path Selection
・Chapter 14 Troubleshooting BGP
以下の内容について、重点的に学んだ形となります。
・MP-BGP
・BGPの経路選択
・ルートリフレクタ
上記をみると、少ないなと思う方もいらっしゃるかもしれないのですが、BGPの経路選択は非常に多いので、ここだけでもかなり大変かというイメージです。
実機演習の内容は?
以下のトポロジを使い、eBGPの検証を行いました。
※ちなみに、リモートの方はPacket Tracerでの実施という事もあり、RB〜RD間はあえてIGP(OSPF)にて疎通させました。無理やり再配送をさせて通している感じです。
また、企業秘密としてトポロジは出せませんが、経路選択についても以下のようにかなりガッツリとケーススタディを取り入れています。
<経路選択の答え>
1.BGPは最初にweightを調べます。高いほど良いです。
今回は両方のパスがデフォルト値0を使用しているため、weightはリストされていません。
したがって、weightは関連付けられ、次の属性がチェックされます。
2.次にローカルプリファレンスがチェックされます。高いほど良いです。今回はlocalprefは両方のパスで100(デフォルト)です。したがって、ローカルプリファレンスが関連付けられ、次の属性がチェックされます。
3.ルータはBGPルートを生成したかどうかを確認します(つまり、ネクストホップが0.0.0.0であるかどうか)。
もしそうなら、それが優先されます。今回のネクストホップは出力の左端にある2.2.2.2と3.3.3.3です。
したがって、R5はルートを生成せず、次の属性がチェックされます。
4.AIGPは、使用するように設定されている場合にのみ次にチェックされます。
この場合、出力にAIGPメトリックがリストされていないため、設定されていません。
したがって、次の属性がチェックされます。
5.次にAS_Pathがチェックされます。最短パスが優先されます。出力ではAS_Pathは両方のルートで65501です。したがって、AS_Pathは関連付けられ、次の属性がチェックされます。
6.次にオリジンコードがチェックされます。 IGPはEGPよりも優れており、EGPはincompleteよりも優れています。これは、後で説明するiBGPとeBGPとは関係がないことに注意してください。IGPは、ルートがネットワークマスクまたはsummary-addressコマンドで生成されたことを意味し、incompleteとは、ルートがBGPに再配布されたことを意味します。
EGPは、BGPの前身であるEGPから生成されたことを意味します。出力では、オリジンは両方のルートのIGPです。これは、次の属性がチェックされることを意味します。
7.次はMED(Metric)です。低いほど良いです。MED(Metric)は両方(0)で同じです。 したがって、次の属性をチェックする必要があります。
8.これで、iBGPよりもeBGPが優先されます。今回、両方ともiBGP(internal)を介して学習されます。したがって、この属性も関連付けられており、次の属性を確認する必要があります。
9.ネイバーへのIGPパスが比較されます。出力では2.2.2.2へのIGPパスのメトリックは131072であり、3.3.3.3へのIGPパスのメトリックは131072です。これらはタイです。したがって、次の属性をチェックする必要があります。
10.それらがeBGPパスである場合、ルートの経過時間をチェックします。今回、両方のパスがiBGPパスです。
したがって、この属性をスキップして、次の属性に進みます。 11.BGP RIDが比較されます。低いほど良いです。出力はネイバー2.2.2.2のRIDは2.2.2.2(括弧内に表示)であり、ネイバー3.3.3.3のRIDは3.3.3.3(括弧内に表示)です。どのRIDが低いですか? 2.2.2.2となります。
したがって、RIDが2.2.2.2のネイバーによって提供されるルートが最適なパスと見なされます。
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