【第3回 CCNP CAMP ENARSI編】OSPFの裏側~OSPFv3はOSPFのIPv6版ではない~

【第3回 CCNP CAMP ENARSI編】OSPFの裏側~OSPFv3はOSPFのIPv6版ではない~

CCNP CAMP

皆さんこんにちは。Smart Innovation株式会社です。

本日(2021/6/19)はCCNP CAMP2日目、OSPFについての講義を実施しました。
具体的な学習内容としては以下の通りとなります。

▼座学
・LSAタイプ
・ルータの種類(ABR、ASBR)
・エリアの種類

・OSPFv3
 -アドレスファミリー

▼実機演習
・OSPFトータリースタブエリア

今回は、CCNPならではといった点を中心に記載していきます。

OSPFv3はOSPFのIPv6版というわけではない

個人的には一番ここが伝えたいポイントとなります。
皆さんは、アドレスファミリという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
要するに、OSPFv3の中でIPv6、IPv4どちらを稼働させるかを指定する為の値となります。

OSPFv3アドレスファミリでは、IPv4とIPv6を1つのOSPFv3プロセスでサポートすることができますので、
デュアルスタック環境(IPv4とIPv6が混在している環境)で非常に役に立ちます。

具体的には、OSPFv2でIPv4、OSPFv3でIPv6を稼働させるわけではない為、ルータへの負荷を軽減できます。
余談ですが、OSPFv2とOSPFv3のIPv4では互換性がないため、ネイバー関係が築けないので注意が必要です。

OSPFv3の設定はIOSの種類によっては受け付けられない

Official Cert Guideでは、インターフェイスでOSPFv3を有効化するコマンドとして

(config-if)#ospfv3 1 ipv6 area 0

と記載がありますが、このコマンドははじかれる可能性があります。

当社の機器は1812Jを使用しておりますが、以下バージョンでは弾かれてしまいました。

Router#show version
C181X Software (C181X-ADVIPSERVICESK9-M), Version 15.1(4)M12a, RELEASE SOFTWARE (fc1)

逆に、以下コマンドですと入力可能でしたので、ある程度古い機器を利用される際はお気を付けください。

(config-if)#ipv6 ospf 1 area 0

因みに、router ospf v3 1 area 0も、ipv6 router ospf area 0ではないと入りませんでした、、

その他、特筆すべき点としては以下の通りとなります。

・OSPFv3にもOSPFv2と同様、ルータIDを設定する必要がある。
 設定しない場合かつIPv4のloopbackもしくはアクティブなIPアドレスがない場合は、ルータIDは0.0.0.0となり、ネイバー関係を確立しない。

・OSPFv3はインターフェイス単位で設定を入れる。
 OSPFv2のようにnetwork 192.168.1.0 0.0.0.255のような、ネットワークコマンドは入れない。

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