【2023年最新】CCNP ENCORに合格しました!最短で合格する方法、理解度を高める勉強方法を徹底解説(スコアレポート有り)

【2023年最新】CCNP ENCORに合格しました!最短で合格する方法、理解度を高める勉強方法を徹底解説(スコアレポート有り)

2021年05月02日(日)

みなさん、こんにちは。
Smart Innovation株式会社です。

今回はCCNP ENCOR試験の合格方法について解説していきます。

※私が合格した時のスコアレポートと、合格点記事は以下の通りです。

CCNP ENCORの合格点とは?

2020年2月にCCNP試験が改定されましたね。その後8ヶ月経ちましたが、未だに…
smart-innovation.tech

最短で合格する方法

会社からの目標設定やご自身の目標設定で、今期中にCCNP ENCORを取らなければ、といった方は多いのではないでしょうか。
結論としては、以下の対策問題集をご活用頂くのが最短での合格方法となります。

CCNP ENCOR 対策問題集(v1.1対応) | smainno

CCNP ENCORの対策問題集です。
smainno.supersale.jp

このブログの読者の方の中には、未経験からインフラエンジニアになってどんどん成長していきたいという意欲ある方もいらっしゃると思います。
勿論、CCNPの更新をしないと資格手当がもらえなくなってしまうから焦っている方もいることでしょう(笑)

冗談はさておき、結論としては資格が新たな現場に行くための免許証になることは間違いありません。
ですが、残念な事にCCNP Enterprise試験は、特にENCOR試験が非常に難しく、一筋縄では合格できません。
しかも、これって現場で絶対使わない…といった内容も多く存在します。
そんな範囲まで詳細に理解をすることって、本当に意味があるのでしょうか。
ここは賛否両論あるところですが、個人的には抜くところは抜いてよいと思っています。

更にCisco試験ならではですが、和訳されている関係上文意が通らず、択一問題で2つとも正解なんじゃないか?という論理で解けない問題も存在します。
つまり、真剣に向き合うだけ時間的に損をするという事になります。

この為、半年や1年かけてようやく取得してもコスパが悪いと考えられます。
資格はあくまで資格なので、個人的には認めてもらうため、新たな現場に行くための切符だと思っています。

だからこそ最短で合格し、そこから技術をつけていく方がコスパが良いのではないでしょうか。

個人的には重点的に重要な部分を学習して、それ以外はさらっと学習して技術概要を知っておき、現場で使用する際に改めて学べばよいと思っています。

よく考えてみるとこの業界は矛盾が多く存在する

もちろん、努力をして資格試験に合格する事が王道です。
ただ、よく考えてみるとこの業界は矛盾が多く存在します。
例えば設計構築の現場に行きたいのに、設計構築の経験がないと行けないなど。
運用監視の経験しかないと設計構築の現場に行けないという会社が多く存在しています。

ステップアップしたいのに、ステップアップの為の条件がステップアップしていることって、何か変ですよね。
ただ、受け入れる現場としては即戦力が欲しいのは当然なので、経験者を求めることは当然なのです。
という事は、ステップアップしたい人は永遠にステップアップできないという事になります。

※プロ野球の試合に出場する為にはプロ野球の経験がないと出られないですよ、と言われるとそれは至極当然に思えますね

ただし、誰しもデビュー時は未経験なのです。
では、設計・構築などのデビューできる条件とは何か?

それが資格だと考えています。

ENCOR試験で重点的に学ぶ内容


次に、重点的に学ぶ内容はENCORではどの範囲になるかを解説していきます。

※Cisco Official Certguideの範囲より引用

▼Part1.Forwording
・SVI(VLANインターフェイス。最初は概念が難しいですよね。)
・ルーテッドポート
・CEF(FIBテーブルとadjacencyテーブルが押さえられていればOKです)
・SDMテンプレート(筆者はこれでIPv6通信が出来ず困ったことがあります)

▼Part2.Layer2
・STP(基本CCNAの範囲と変わらず、MSTPなども出ますが現場であまり使われないので現場で出てきたら深く理解しましょう)

▼Part3.Routing
・マルチキャスト(めちゃくちゃ大事です。意外とマルチキャストの仕組みを理解している人は少ないです)
・QoS(CCNAとは比べ物にならないくらいレベルが上がります)

▼Part4.Services
・IP Services(基本、FHRPです。CCNPではVRRPとGLBPが追加されます)

▼Part5.Overlay
・GRE(なぜプライベートネットワーク同士をWANで繋げるか、ちゃんと理解できていますでしょうか。)
・IPsec(ESP・AH、トンネルモード・トランスポートモード、暗号化・ハッシュ化、トランスフォームセット、IKEなど、1つ1つ着実に単語の意味の理解、そして他のプロトコルとどのように絡んでいくのかを理解しましょう)
・GRE over IPsec(利点を押さえましょう)
・VTI over IPsec(利点を押さえましょう)
・LISP(用語が多いので一つ一つの用語の理解と、なぜLISPが必要なのかを自問自答しましょう)
・VXLAN(絶対に覚えておきましょう。クラウド化のこの時代、ますます必要となる技術です。SDN、クラウドにも跨る必修科目です)

▼Part6.Wireless
・EIRP(実効等方性放射電力)
・RSSI(受信信号強度インジケーター)
・SNR(信号対ノイズ比)
・ライトウェイトAP
・WLC
・アンテナの特性(全方向性と指向性)
・ローミング
・モビリティグループ
・認証(Radius認証、WebAuth)

▼Part7.Architecture
・SD-Access
・SD-WAN

▼Part8.Security
・Cisco SAFE
・Cisco Advanced Malware Protecion(AMP)
・Firepower
・NGFW
・Cisco Stealthwatch
・Cisco Identity Services Engine(ISE)
・Cisco TrustSec
・MACSec
・ZBFW
・CoPP(コントロールプレーンへのノイズパケットを遮断する技術です)

▼Part9.SDN
・サーバー仮想化(ハイパーバイザータイプ1・タイプ2、コンテナ)
・仮想スイッチング(サーバーの中で仮想のスイッチを使用する技術です)
・ネットワーク仮想化(NFV)
・REST API(Postman、Cisco DNA Center API、Cisco vManage API)
・YANG、NETCONF、RESTCONF
・Cisco DevNet
・Python(今後ネットワークエンジニアとして働くうえで主流の言語になりますので、押さえておきましょう)
・EEM(Cisco機器のデフォルトの自動化ツールであり、よく使用されるので押さえておきましょう)
・Tcl(ティクルと読みます)
・エージェントベースの自動化ツール(パペット、シェフ、ソルトスタック)
・エージェントレスの自動化ツール(アンシブル、パペットボルト、ソルトスタックSSH)

※Partが飛んでいますが、ENARSIの範囲とダブるところは割愛しています。

いかがでしょうか。Part6以降は非常に難解な内容が続き、Part8などはもう訳が分からないツールが多すぎます(笑)
Part8については概要のみ押さえる形で全く問題ないです。

ただ、ENCORを勉強する上で特に身になるのは、無線、仮想化、自動化ではないでしょうか。
是非、Part5、Part6、Part9を重点的に学んでいくと良いと思います。

理解度を高める勉強方法

王道はping-tになるかと思います。
また、Cisco Official Cert Guideを利用されるのも手ではありますが、英語なのでなかなか難しいです。
この為、弊社では日本語版教科書を用意しておりますので、そちらで学習していただくのも一つの手です。

弊社では技術的な質問もお伺いしますので、その点が他にない弊社のサービスになるかと思います。

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