皆さんこんにちは。Smart Innovation株式会社です。
CCNP Enterprise試験がバージョンアップされ、従来の勉強方法では合格が難しい可能性が出てきました。
この記事では、出題範囲の変更と最新の合格法をお伝えさせて頂きます。
目次
【2026年3月19日改定】CCNP ENCOR v1.2 マイナーアップデート情報(追記)
2026年3月19日より、CCNP Enterprise ENCOR試験は v1.2 へマイナーアップデートされます。
現行v1.1の最終受験日は 2026年3月18日 です。
今回の改定は「マイナーアップデート」と位置づけられており、出題分野6領域および配点比率は変更なしとなっています。
つまり、学習の骨子は変わりません。
しかし、内容レベルでは重要な変更点があります。
■ 最大の変更点:無線(Wireless)領域の削除
今回の改定で最も大きな変更は、無線LAN関連トピックの包括的削除です。
削除対象には以下が含まれます。
削除された主な範囲
- 無線ネットワーク設計の原則
- RF / RSSI / SNR などのL1概念
- APモード / ローミング / WLC構成
- EAPOL 4-way handshake
- WebAuth / PSK / 802.1X(無線文脈)
従来、ENCORでは「有線+無線を横断的に理解していること」が求められていましたが、
v1.2以降は完全に有線・コア寄り構成へシフトします。
■ 学習への影響
無線が削除されたからといって、楽になったわけではありません。
配点比率は変わらないため、
残る領域の出題密度が上がる可能性があります。
特に重要なのは以下となります。
- L3ルーティング
- マルチキャスト
- セキュリティ設計
- 自動化
無線に使っていた学習時間は、これらへ再配分するのが合理的です。
■ マルチキャスト範囲の拡充
v1.2ではマルチキャストが明確に強化されました。
明示追加されたプロトコルは以下の通りです。
- SSM
- Bidirectional PIM
- MSDP
従来のIGMP / PIM-SMに加え、
より実装寄り・設計寄りの理解が求められる方向性です。
これは体感的にも「出題難易度が上がる可能性が高い領域」です。
■ 製品名の最新化(用語アップデート)
Ciscoのブランド変更に伴い、試験用語も更新されています 【CCNP ENCOR v1.2 マイナーアップデート完全解説。
主な変更:
| 旧名称 | 新名称 |
|---|---|
| Cisco DNA Center | Catalyst Center |
| vManage | SD-WAN Manager |
| SD-WAN | Catalyst SD-WAN |
問題文や選択肢で使用される名称が新ブランドに統一されます。
API問題(自動化領域15%)ではURI参照先名称にも影響するため、
新名称に慣れておくことは必須です。
■ 自動化 + AI 観点の追加
セクション6は
「自動化」→「自動化と人工知能(AI)」へ変更されました。
さらに:
- Catalyst Centerを用いたAIワークフロー
- AIベースの構成・監視・管理
が明記されました。
これはCiscoの製品戦略をそのまま反映しています。
今後の傾向として:
- AI/MLによる運用最適化
- AIワークフロー概念
- 運用自動化の高度化
が問われる可能性が高いです。
■ 削除・簡略化されたその他の内容
削除
- CEF / CAM / TCAM / FIB / RIB などハードウェア転送詳細
- Chef / Puppet / Ansible の具体ツール列挙
簡略化
- QoS表現の簡素化
細かい実装内部よりも、
設計視点・アーキテクチャ理解へ寄せている印象です。
■ 受験戦略の考え方
1. 慌てる必要はない
出題比率は変わらないため、学習の根幹は同じです。
2. 改定直後は慎重に
改定直後は出題傾向が安定しない可能性があります。
急ぎでなければ、受験レポートが出揃うまで待つのも戦略です。
3. 学習優先度の再設計
無線削除により、特に重要になるのは:
- マルチキャスト
- セキュリティ設計(TrustSec / MACsec / NGFWなど)
- 自動化 + AI
ここを重点的に深掘りするのが合理的です。
■ まとめ
今回のv1.2アップデートは「マイナー」ですが、
実質的には方向性のシフトです。
- 無線削除
- マルチキャスト強化
- AI概念追加
- 製品名最新化
「範囲が変わった」のではなく、
Ciscoが重視している方向へ寄せた改定です。
今後ENCORを受験する方は、
単なる範囲暗記ではなく、
「設計 × コア技術 × 自動化 × AI」
この流れで学習戦略を組み直すことを強く推奨します。
バージョンアップ後の最短の合格法とは?
それでは最短の合格方法をご紹介させて頂きます。
弊社が考える最短で合格する方法とは、対策問題集を利用する事です。
勿論、初めてCCNP試験に挑戦する方は参考書や動画などを利用して勉強し、知識で試験を合格するべきだと思います。※しっかりと知識をつけて現場で活躍していただきたいからです
そういった方はせっかく読んでいただき恐縮なのですが、白本やPacket Tracer、実機をご利用頂くのが良い勉強方法だと思います!
ただ、更新の為に勉強される方にとっては最大効率で取得できる手段であると思います。
※更新はENCOR試験に合格することで可能です。詳しくはコチラの記事をご確認くださいませ。
世の中には多くの対策問題集がございますが、的中率はピンキリとなっており、せっかく購入したとしても役に立たない可能性もあります。
弊社の問題集は的中率が非常に高いため、効率的に合格・更新が可能です。
合格体験記も豊富にございますので、是非一度覗いて頂けますと幸いです!
▼CCNP対策問題集 v1.1対応
その他、もしご不明点がございましたらお気軽に公式LINEまでご連絡くださいね。
▼Smart Innovation株式会社 公式LINE

※2024年9月20日のアップデート内容は以下の通りです※
2024年9月20日にCCNP Enterprise試験がv1.1にバージョンアップ!気になる出題範囲の変更内容とは?
ご存知の方も多いかもしれませんが、CCNP Enterprise試験が去る9/20にバージョンアップし、v1.1となりました。
具体的な変更内容は以下の通りです。
▼CCNP ENCOR
・5 つのドメイン (アーキテクチャ、仮想化、インフラストラクチャ、ネットワーク アシュアランス、セキュリティ、自動化) は同様であり大きな変化はございません。
・ワイヤレス セグメンテーションとクライアント密度、802.1X、EAPOL等のワイヤレステクノロジーが追加されています。
・隣接テーブル、ポリシーベースルーティング、RPF チェック、スパニング ツリー拡張機能、PTP、及びクラウド ネットワーク設計といった内容が追加されています。
・EAP、Syslog 構成、標準Netflowは削除されています。
▼CCNP ENARSI
・4 つのドメイン (レイヤー 3、VPN、インフラストラクチャ セキュリティ、インフラストラクチャ サービス) は同様であり大きな変化はございません。
・VRFとグローバルルーティングモードがEIGRPに追加されています。
・VRF-LiteとユニキャストルーティングがBGPに追加されています。
総じて大きな変化はありませんのである程度は安心できます。いわゆるマイナーアップデートですね。
一方で既存の教科書や問題集ではカバーしきれないのもまた事実ですので、対策は必要です。

